SEOはまもなく終焉を迎える?ブログを立ち上げて数ヶ月経って思う7つのこと。

SEOはまもなく終焉を迎える、SEO不要論。昔から言われていることかもしれませんが、不要とまでは言わないまでも、付き合い方が変わった。そんな気が、この世界にまた戻ってきてここ最近で感じるようになりました。数年のブランクを経ると、Webの世界の流れや進歩に驚きますが、このブログを立ち上げてから数ヶ月経って思ったことを箇条書きですが、残したいと思います。

ブログを立ち上げて数ヶ月経って思うこと。(導入編)

  1. 昔よりWebサイト立ち上げの労力が減った
  2. HTMLタグやCSSの知識もいらなくなった
  3. 導入コストも下がった

1. 昔よりWebサイト立ち上げの労力が減った

喜ばしいことです。誰もが簡単にWebサイトを立ち上げることができる時代になったのですから。

  • サーバをレンタルする
  • ドメインを取得する
  • HTMLファイル作る、CSS書く
  • ファイルをアップロード、公開設定
  • SEOする
  • 相互リンクをいっぱいする
  • ディレクトリ型の検索エンジンにお金を払って登録する(懐かしい~~)

特に最初の導入部分については、ホスティング業者の皆様の努力により、シームレスかつ簡易に設定できるようになりました。ドメインの設定も昔は細かいパラメータをいじる必要がありましたが、数回ボタンをクリックすれば設定できちゃいますし、それこそAmeda Owndのような独自ドメインを設定でき、デザインセンスのよいテンプレートが用意されたCMSが登場するなど、利用者は簡単にすぐにWebサイトを公開できるようになりました。確実にWebサイトの立ち上げの敷居は低くなっているな、と感じます。

2. HTMLタグやCSSの知識もいらなくなった

知識がゼロでよい。というわけではありませんが、最初にそれを知る必要は無く、これも、WordPressなどのCMSの恩恵を受けて、導入障壁が低くなりましたし、そもそもHPをデザインすること自体も不要になりつつあるな、と感じます。

アパレルなどブランド化が必要なサイト、Webサイトそのものがブランドになり得るケースを除いて、ネット利用者もサイト構築者も目が肥えてきたため、デザインがどうか、ではなく、中身が求められるような時代になっていると感じます。昔はHTMLやCSSを書けることが一種の資格のようなもので、それができない人はWebサイトを立ち上げることは難しい時代でしたが、便利な時代になった一方、競争も激しい業界になったなという印象です。

もちろん、HTMLやCSSを勉強することで知識や経験は増えて、視界も広がりますが、まずそこからやらなくても、コンテンツの充実を先に取り組んだ方が、サイトの価値も上がり、自信も付けることができるでしょう。

差別化要素はもはやデザインではない、ということを物語っていると思います。それこそ、Youtubeに至ってはプラットフォームが完全に用意されている環境で、iPhoneやAndroid端末が1台あれば、誰でも動画配信(=情報発信)できる時代です。

3. 導入コストも下がった

これもインターネットインフラのコモディティ化が促進された結果と言えるかなと、思います。コスト競争によりホスティングサービスは低価格なのは当たり前。独自IPやロケーション分散やスケーラビリティ等くらいしか特徴は出せず、使いやすいさや品質などが唯一の差別化要素になっており、利用者にとってはメリットしかありません。それこそ提供サーバの差など、サイトの人気には一切関係がありません。

ブログを立ち上げて数ヶ月経って思うこと。(SEO編)

  1. 昔ほどSEOに目くじらを立てる必要がなくなった
  2. Google Search ConsoleはSEOツールではなく、基礎ツール
  3. 被リンク量が少なくても検索上位表示は狙える
  4. コンバージョン率は検索エンジンからの流入のほうがSNSよりも上

1. 昔ほどSEOに目くじらを立てる必要がなくなった

SEOは本来、順位を上げるという手段ではなく、”検索エンジンのための最適化”というための目的で生まれた言葉だったはずです。検索エンジンがページ、サイトを解釈しやすいよう、HTMLの構造上の表現の適正化が本来の趣旨のSEOです。いつしか、これがSEO=検索順位を上げるための手段と捉えられるようになってしまいました。順位はあくまで結果で、SEOの目的は最適化です。

昔はそれこそSEOが差別化要素だったので、必死になってみなSEOだ、SEOだ、などと対策に勤しみ、結果に一喜一憂し、検索エンジンの順位が変わるかどうかも分からない大きな不安に苛まれながら、対応に追われていたものです。でも、冷静に考えれば、これは利用者視点ではなく、提供者目線であり、本来の誰もが良質なページに最適なルートでたどり着けるようにしたいGoogleの思想とはかけ離れていることは、明白だったわけです。

SEOに勤しむのではなく、本来はコンテンツを充実させるべきであると。

誰もがこれは分かってはいたものの、良くないのは小手先の対応で順位が変わっちゃうもんだから、皆、これがノウハウだ!などと公開合戦をしていたんだと、当時を振り返るとそう思います。現に私もそうしていましたし。

今は、そのような小手先では順位は変わらないよう(PageRankは死語ですかね・・)になっていますし、AIなど解析技術、学習技術も進歩しているわけですから、HTMLの構造上の表現の適正化が本来の趣旨のSEOを実行したくらいで、検索順位は大きく変わらないはずなのです、本来は。そこをGoogleはよく分かっていますし、それ相当の対応をしているはずです。あくまで、利用者にとって最善の結果を表示するために。

また、今はSEOなんぞ、みんな=競合が等しく対策しているモノですし、先述の通り、導入障壁を下げたWordPress等ではしっかりとSEO対策がされているテーマも多いので、もはや旧来のSEOは不要というか、もうベースにあるもの、基礎、基本の対策です。

2. Google Search ConsoleはSEOツールではなく、基礎ツール

1に関連しますが、したがって、SEOは最低限やるべき対応なので、それが検索順位に影響しない前提になりつつある現状でのSEOは不要だと思います。Googleから提供されている、Google Search ConsoleはSEOツールだ、という方もいらっしゃいますが、私はそうではないと思います。SEOツールは対策であり、結果を指南するものでありません。

現に、Google Search Consoleはモバイルフレンドリーか、AMP対応上のエラーがないか、等を明白にHTMLのソース行までも事細かに指摘してくれます。そして、直せば、直ってます!とフィードバックしてくれるし、その後の変化も追えるようになっています。だから、SEOツールではないのです。標準的なWebサイトに最低限必要な対応を単に指摘してくれているだけであり、これがSEO向けのツールだと勘違いするのは良くないなと思います。

逆に、Googleの考えがしっかり分かるツールなんて、昔はなかったのですから、そういった時代に比べれば、今は超便利だなと感じてしまいます。

先述の通り、これらの一連の対策はすでにWordPress等で適切なテンプレートを選択すれば、一緒に付随してくるものですから、やはりそれは差別化要素ではなく、サイト運営者は本来のコンテンツの充実に勤しむべきであり、利用者の視点への対策に集中できる環境が整っているとも言えます。

3. 被リンク量が少なくても検索上位表示は十分狙える

いかに良質かつ関連性のあるサイトからリンクされているか、それを示す指標は「PageRank」だ、なんて時代はもう古いのだと、ブログを数ヶ月運用してみて実績として分かってきました。ブログを始めて数ヶ月ですが、死語とも言える「相互リンク」をこれといってお願いした事はありませんし、簡単に増やせるモノでもありません。現に検索エンジンやSNS以外からの流入はゼロに等しい状況ですが、じわりじわりと以下の実績が出てきています。

特に2つめについては、Googleの視点からすると、利用者が欲している情報なら、新規サイトかどうかは、他から大量のリンクがあるかどうか、は関係なく、他と似通った記事になっておらず有益な情報であれば、自然に上位に表示させたいと思うのは、ごく自然な考えです。Googleの思想は「誰もが良質なページに最適なルートでたどり着けるようにしたい」ですから、これができるようにGoogleも検索エンジンの表示順位ロジックを作り込んでいるはずです。

逆に言えば、これが検索エンジンの上位表示の対策、戦略になるということですね。したがい、やるべきはSEOではないのです。おそらく、以下が最新の対策になるかと。

  1. Google提供のキーワードプランナー等を使い、競合性と検索ボリュームを知る
    1. 競合が少なく、検索ボリュームが大きいまたは中程度の検索ワードを調べる
  2. 関連キーワード取得ツール等を使い、検索ワードの組み合わせを知る
  3. 1、2を意識してキーワードをちりばめながら記事やサイトを作成する
  4. SNSによる更新通知で初動の被リンク獲得、拡散を狙う

4. コンバージョン率は検索エンジンからの流入の方がSNSよりも上

SEOとは少しテーマが離れますが、コンバージョンについて考えます。現在このブログのコンバージョン率の実績は、

検索エンジンの流入が約8%
SNS(Twitter)では0.6%程度

です。Twitterでは記事によってエンゲージメント率は数%~数十%まで乱高下しますが、あくまで反応率なので、あまりエンゲージメント率のデータは比較にはなりません。

インプレション数に対するクリック数、いわゆるコンバージョン率が重要な指標と考えています。結果、まだまだ検索エンジンからの流入率のほうが高いです。考えてみればこれは簡単で、情報を知りたいというPull型のケースと、多少セグメント化、パーソナライズ化されたとしてもタイムラインに記事が流れるだけ、というPush型の枠を越えられないSNSとの違いは明白であり、ここは明らかな差が出るところだと思います。

ただ、SNSの仕組みが面白いのはコンバージョン率はおそらく検索エンジンの流入率を超えられないとは思うものの、以下2点が特筆すべき特徴であると考えています。

  1. 記事がいわゆる”バズる”と、インプレション数が桁違いに増えるので、流入率ではなく流入”量”は確実に大きく増やせる可能性があるツールである
  2. コンバージョン率はある程度自分でコントロールできる

という2点です。2点目を補足すると、フォローやフォロワーがそれにあたると考えており、自分と近しいセグメントのユーザや自分が発信する情報を読んでもらいたいユーザをフォロー、フォロワーになってもらえれば、そのセグメントに配信する情報は大きくコンバージョン率を上げることができると考えられるからです。読者の獲得ですね。

以上です。今後も分かったことがあれば、随時加筆していきます。

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