SONYの最高峰GMasterの称号を得持つ広角24mm単焦点レンズ「FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)」を動画用途中心にレビューしました
まずは結論から(忙しい方はここだけ読めばOK)
- 広角でも十分ぼける24mm。ボケも綺麗
- レンズ駆動音はほぼなく、動画にも利用できる単焦点レンズ
- さすが、GMシリーズ。解像感も良い、切れのある映像を見せてくれる
- 高いが、価格相当の絵作り
- 重さは一般的。決して重くない
- 24mmという絶妙な画角
正直なところ、悪い点は見当たりませんでした。
まずは開封。レンズを保護するポーチすら高級感がある
まずは開封から。ご覧のように、FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)レンズを保護するための持ち運び用ポーチも堅牢かつ高級感のある造りになっています。さすが、GMシリーズ。このほか、ポーチ用のストラップ、レンズフードが付属します。このレンズフードも円筒の内側にアルカンターラ調の施しがされており、ここも通常レンズとの違いがあります。10万越えの高価なレンズですからこのくらいはあってもいいでしょう。
レンズポーチ。外側のカバーをめくるとまた、カバー。
ポーチの中身を非常にふかふかしています。レンズ保護にはとてもよいですが、持ち歩くにはちょっと大きいですね。
外観チェック
それでは、外観のチェックです。SONY純正のGシリーズ、GMシリーズのレンズでは定番ですが、フォーカスリングが外側(レンズ側)、絞りリングが内側(カメラ本体側)に付いており、そのほか、Gマークの下に「フォーカスホールドボタン」、AF/MFのフォーカスモード切替スイッチが付いています。
フォーカスホールドボタンにはカメラ本体側で瞳AFやファインダーの切り替え、フォーカスの設定等個別に設定を割り当てることができます。
FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)レンズ右側面には絞りリングクリック切り替えスイッチが付いています。絞りリングをメモリごとに絞るか、マニュアルで絞るかという選択の切り替えができるようになっています。このあたり、初心者の方は分かりにくいと思いましたので、コントロールリングの動作を動画にしました。以下の動画を参照してください。
レンズ径は67mm。
静止画サンプル
それでは、静止画のサンプルを数枚載せておきます。JPEG撮って出しです。カメラ本体はSONY a7iiiとなります。(クリックでオリジナルサイズに拡大します。)
動画サンプル
それでは、次に動画サンプルです。昨年の桜の季節にPanasonic GH5と共に撮影してきた動画です。LUTを当てたり、SONY純正のP.P(ピクチャープロファイル)を設定し、比較しています。Panasonic GH5は画角がm4/3で15mm(35mm換算で30mm)となり、若干画角が異なることをご容赦ください。a7iiiのレンズが「FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)」です。
2020/5/21更新 HDMIキャプチャ機器を使わない方法を追記しました 新型コロナウイルス感染防止の関係で、在宅勤務が増えている中、リモートワーク中のテレビ会議では、ZOOMやWebEX、Slack、Microsoft Teams[…]