今春発売が噂されるMicrosoft Surface Goの次期モデル、新型Surface Go 2(仮称)のベンチマークがリークされたと海外サイト「techrader」で明らかにされました。
現行モデルのSurface Goのレビューは記事にしていますのでそちらをご覧ください。
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CPUはCore-m3モデルとPentium Goldの2種類か
現行のSurface GoのCPUは「Pentium Gold 4415Y」のみ。さすがに最近のモバイルノートPCとしては非力なCPUを搭載していましたが、ここにきて新型Surface Go 2はIntel Core-m3モデルも用意し、2種類のCPUのモデルが発売されることが濃厚です。
Core-m3モデルのスペック(仕様)
- CPU:Intel(R) Core(TM) m3-8100Y CPU @ 1.10GHz 2C/4T 1.6GHz base 3.4GHz boost
- グラフィックス:Intel UHD 615
- メモリー:8GB RAM
- 記憶容量:256GB SSD
Pentium Goldモデルのスペック(仕様)
- CPU:Intel(R) Pentium(R) CPU 4425Y @ 1.70GHz 2C/4T 1.7GHz base no boost
- グラフィックス:Intel UHD 615
- メモリー:8GB RAM
- 記憶容量:128GB SSD
メモリーが8GBに統一、記憶容量は倍増に
現行Surface Goはメモリーが4GB、8GBの2種類のモデルが発売されていましたが、全て8GBに統一されるようです。
また、記憶容量は倍増し、それぞれ64GB(eMMC)→128GB(SSD)、128GB(SSD)→256GB(SSD)へとバージョンアップされます。また、現行64GBモデルはeMMCタイプのROMが搭載されており、やや読み書き速度が遅いROMでしたが、嬉しいことにすべてのモデルで新型Surface Go 2はSSDタイプに換装されたようです。
LTEモデルはCore-m3モデルのみに
従来もそうですが、LTEモデル(LTE Advanced)はスペックが高いモデルが選択されるようです。つまり、CPUはCore-m3モデルで256GBのSSDが搭載される予定です。
ベンチマークは微増
techraderは今回のベンチマークについても言及していますが、現行モデルのPentium 4415Yから4425Yへの変更については、クロック周波数は0.1GHz程度のわずかな改善に過ぎず、スコアはそれほど向上していません。
Core-m3のベンチマーク
3DMark Time Spy benchmarkでCPUスコアは1,089、グラフィックスコアは303です。
Core-m3は現行CPUからすると2世代前のCPUになりますので、やや古いCPUを新型Surface Go 2は搭載することになります。
Pentium Gold 4425Yのベンチマーク
3DMark Time Spy benchmarkでCPUスコアは1,380、グラフィックスコアは292です。
買いは現行モデル?新型Surface Go?
前々から報じられている通り、新型Surface Goは現行モデルからのマイナーバージョンアップに位置づけられ、大きな外装等の変更はなく、順当な進化というところです。価格については、まもなく発表されると思いますので、価格を見てから判断しても遅くないと思われますが、多少の価格上昇はあると想定されます。
また、Microsoftの日本市場向けはOfficeバンドル版で市場リリースされることが想定され、海外のような399ドルで、というような価格設定はないでしょう。
外装の大きな変更がないとすると、スペックアップも微増になりますので、安さを求めて現行モデル(おすすめはSSD128GBモデル)を購入するのでも十分かと思います。または、現行と併売がもしされた場合、LTEモデルの購入が価格も多少こなれてよいではないかと思います。