タッチパネルに対応したSurfaceシリーズの純正アクセサリーである「Surface Pen」をレビューしました
まずは結論から
Good!
- さすがは純正。Surfaceとの接続もスムーズ。復帰後もペアリングも自動で接続
- Surface本体に磁石でくっ付くため、紛失のリスクが低い
- タッチ感度も問題なし
- 電池持ちも十分
Bad!
- 充電式ではなく電池交換式タイプの電子ペン
- 電池は単6電池という特殊なタイプ
- やや重い印象で持ちにくさがある
- ペン先のゴムのすり減りが心配
- 絵を描くなど細かい作業はやや苦手か
高級感のある金属ボディ
持ち手の部分は金属製で触った時にやや冷たい感触がありますが、見た目は非常に高級感があるペンです。写真はブラックタイプですが「 プラチナ、ブラック、バーガンディ、コバルト ブルー、アクア 」の5種類のカラバリを展開します
ペン先はゴム性
ペン先はゴムになっていて、Surfaceのタッチパネル画面に触れたときに、滑りやすく、ペン先でタッチしたときの跳ね返しが気持ちよいです。Surface GoやSurface Proなど、自立式でありながら、画面を倒せるタイプのSurfaceシリーズと相性が良く、描きやすいペンとなっています。
タッチ感度も良好。4096段階の感圧式
タッチ感度も4096段階の感圧式で、Photoshop等のAdobe製品にも対応。プロユースも考慮した設計になっています。
Surface本体にマグネットで取り付け
Surface本体(画面側)の両側面にマグネット(磁石)で簡単に取り付けることか可能。吸い付くような着脱となり、簡単には取れません。iPad Pro以外のシリーズでは本体にペンが付かないので、この点はSurfaceは良く設計されているなと言う印象です。
駆動は電池交換式
Surfaceペンの駆動方式は今時珍しい「電池式」。iPadのように充電式ではないのが残念なところ。本体に付ければ自動で充電するなど、本体からのワイヤレス充電で対応するようなことにはできなかったのか。ここは惜しい点ですね。
しかも、電池は単6電池を使用。通常小さな電池は単4電池が主流になりますので、なかなかそこらのコンビニなどには売っていないタイプの電池になります。まさかの時にコンビニなどでスグに入手できるのが電池式のメリットだったりしますので、ここも残念なところです。
単6電池の入手はAmazonで
単6電池はAmazonのプライベートブランド「Amazon Basics」で入手が可能です。本日現在の価格は「598円(税込)」です。せっかくなので、この電池も紹介しちゃいましょう。
開封の儀
開封すると中に単6電池4本と説明書が同梱されています。
電池は1本で駆動
本体から上部のキャップを外し、電池を入れて、戻すだけ。電池交換は簡単です
やや重いSurfaceペン
Surfaceペンの重さは20gでした。単体で持ってもやや重い印象があり、取り回しに影響はありませんが、もう少し軽い方が良いなと印象を受けました。
価格は高め
純正という点もあり、価格はMicrosoft公式サイトで「12,980円(税込)」となっています。
iPad Pro用の専用ペン「Apple Pencil(第2世代)」の価格が「15,950円(税込)」となっていますので、それよりは若干安いものの3rd-Party性のペンよりは高い価格設定になります。ちなみに、Apple Pencilも約20gですので、本体重量は同じ程度になります。