海外のYouTuberが挙げていた映像で紹介されていた内容をこちらでも紹介します。
最新の1型センターのVロガー向けSONY ZV-1や10/9の発売が待望される高感度「a7sIII」では、どうやら機種のジャイロデータが撮影時のデータに含まれているようで、撮影後に公式で無償提供されている専用ソフト「Catalyst Browse」のスタビライザー機能を使うと、ソフトウェア処理で後付けで強力に手ぶれを補正できる模様です。
Adobe PremiereやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトには後付けで手ぶれ補正できる機能が備わっていますが、無理矢理ソフトウェアで処理するため、映像が不自然になりやすいというデメリットがあります。
一方この方法はジャイロデータを使って後処理するため、より自然な映像になるという特徴があります。
まずは、紹介映像をご覧ください
海外YouTuberの紹介VTR
映像を見ていただければと思いますが、強力な手ぶれ補正が利いていることが確認できます。
「HANDHELD FOOTAGE – NO GIMBAL」という字幕が出ているシーンが「Catalyst Browse」を使ったポストフィックスの映像です。
対象機種
映像でも触れられていますが、現時点の対象機種は以下の通り。
- ZV-1
- a7SIII
- FX-9
- RX0II
Catalyst Browseの操作方法
Catalystブラウザは以下のリンクからダウンロードできます。無償であり、ファイル管理が主な目的のソフトです。
こちらも映像で紹介されていますが、この機能を使うためには以下の操作が必要。
- カメラの手ぶれ補正の機能をオフにする
- シャッタスピードを可能な限り小さくする
- Catalyst Browseでファイルを選択し、クリップのうち適用範囲を設定
- 「スタビライズ」を押下し、右上のクリップ詳細でクロップ率を設定(より強力に利かせるなら多少の映像クロップはやむなし)
メリット・デメリット
ZV-1やa7slllにはもともと比較的強力な電子手ぶれ補正が備わっており、1.1倍程度の映像クロップがされるものの、撮影の段階で手ぶれ補正を利かせることができます。
ただ、パンするような映像の場合はフォーカスが時々でロックするような、映像の引っかかりが起きてしまい、流れるような映像ではなく、やや映像が見にくくなってしまいます。
一方、この方法は映像撮影後にソフトウェア処理で手ぶれをかける方法で、PCパワーが必要になるデメリットもありますが、多少のクロップは犠牲になるものの、できるだけ撮影時に手ぶれを極小化できれば、その分クロップ率を下げられる点や映像を見ながら手ぶれを補正できるの点がメリットになると考えられます。
過去に以下の記事を書きましたが、結局GH5をメルカリで手放し、これをa7SIIIの購入資金に充て、予定通りにいけば10/9発売当日にa7SIIIを入手できる予定です。
入手しましたら、こちらの機能も早速使ってレポートしたいと思います。
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